「男性の育児元年」

総務省が発表した人口推計によると、2020年1月1日時点で20歳の新成人は122万人で、19年より3万人減り、4年ぶりの減少となった。男女別に見ると男性63万人、女性は59万人。総人口に占める割合は0.97%で、前年を0.02ポイント下回った。また19年の国内出生数は86.4万人となり1899年統計開始以来初めて90万人を下回り少子化・人口減が進んでいる。その点から男性に育休を促す企業が目立ってきた。男性社員の取得100%を目指した取り組みを進める企業が増えている。18年度の男性育休取得率は6.16%と6年連続で上昇。また6歳未満の子を持つ夫婦の1日当たりの家事育児時間は妻が7時間34分であるのに対し、夫は1時間23分。日本の偏りは先進国で突出している。欧州では男性が主体的に家事や育児に関与することで女性の社会参画を促進し、出生率も回復させた。今後、少子化に歯止めをかけるため、日本の男性も育児に積極的になることが欠かせない。2020年が男性育児元年となる。

文/島崎淳 (Jun Shimazaki)

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