「J・QUALITYの時代に」

今、国内縫製の商品が注目されている。品質の高さが、消費者に支持され、訪日外国人にも浸透。「無印良品」が国産スーツを売り出すなど選択肢も広がり、業界団体は生地も国内で作る商品を「純国産」と認証する制度を始める。4%を割り込んでいる衣料品の国産比率が円安も追い風にもり返すであろう。オンワード樫山も紳士服ブランド「五大陸」で2015年SSからビジネス用ドレスシャツを全て国産に切り替える。従来の国産比率は50%だった。各社が国産に注目するのは多少価格が高くても品質の良いモノを求める消費者が増えてきているからだ。三陽商会が販売する「100年コート」は青森の工場で職人が手縫いで仕上げている。何と480工程だそうである。中心プライスは8万円台だが、売上は昨年9月から12月で前比250%と好調。40代中心の層のほか訪日外国人の購入が伸びている。

ここにきて業界団体の日本ファッション産業協議会は「純国産」と認証する制度を発表。

円安、景気回復によりファストファッション、中国生産から質感のある本物志向に戻りつつある。これから求められるMD,デザイナーも質感の分かる経験者になるであろう。

モノも人材もJ・QUALITYの時代に期待。

文/島崎淳 (Jun Shimazaki)

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