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アパレル業界の古き良き時代・・・と現在

長年この業界に従事し、業界全体を見るマクロ傾向から個々のメーカーの体制、体質を見るミクロ的な見解から考えてみても大きく変わってきていることが多く見受けられます。当然世の中の市況に応じてブランドの開発などどこのメーカーも活発でしたがここ数十年は新ブランド開発など殆ど行われることもなく、むしろクローズ、ブランド廃止など暗い出来事の方が多い世の中に変わりました。その中でいつも疑問に思っていることは服をどこのメーカーも安易に考えすぎてはいませんか・・?という事。小手先で服を作って世の中に送り出していませんか?CADばかりが先行し、簡単なディティールを変化させ、新商品に見立てていませんか?今の企画の人は本当にプライド持ってサンプルづくりに集中していますか・・?まだまだ疑問符の事例が出てくる残念な世の中になってしまいました。この仕事をしていて生地やメーカーの方、付属メーカーの方など数名おりますが他社で作っている商品ばかり気になりよく聞かれるとの事。これじゃ衿ネーム取ったらどこのメーカーの商品かわからない・・当たり前ですね。差別化とは言葉ばかりの先行でやっていることはそうなって当たり前・・。矛盾だらけです。ベテランの企画人材の方と会う機会が多いですが異口同音皆同じようなことを言っている現実。これから先どうなる事やら、心配になります。

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販売員離れも危機的状況です。昔はこのブランドでどうしても販売したい!!などと言う若者もいましたが今ではゼロではないにせよほとんど聞きません。日本ではまだまだ販売員さんの待遇が見直されていません。優秀な人材は数年やって他の職種にとらばーゆする現実もあります。「取りあえず販売」「プラプラしてられないので取りあえず販売」などよく耳にします。販売員さんとはそのようなレベル、想いの方で本来いいのでしょうか?

問題提議はこれからも出来る限りしていこうかと思います。

紹介DIV  関根裕一

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