フリーランスが労働人口の2割超す

- コンサルタントの独り言 -
2021年06月01日

国内のフリーランス人口が約1670万人になったようである。
この1年間で57%増えた。

これは新型コロナウイルス禍による失業増加や雇用不安で単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」になった人が多い。
ついに労働力人口に占める比率が2割を超えた。

最も増えたのは自由業者で前年比2.4倍の859万人。
コロナ禍で飲食業や宿泊業で失業が増加し「ウーバーイーツ」のようなギグワーカーになる人が増えた。
また資料作成や翻訳などの事務作業を請け負うクラウドソーシングサービスが夫の残業代の減小を補おうとする主婦層の就業が増えている。
特定の企業に勤める正社員でも、テレワークの浸透による隙間時間を活用して本業以外の仕事に取り組む人も増えた。
副業者は前年比4.5%増の439万人。

厚生労働省によればコロナ禍の影響で解雇や雇止めとなった人は9万8千人以上で女性やパート等非正規雇用の傷みが大きくフリーランスという働き方受け皿になっている。
ここで課題になるのが社会保険制度で、ギグワーカーは原則、企業が保険料を負担する雇用保険や労災保険の適用がないが、今後「準雇用者」として保護される動きも進むであろう。

文/島崎淳 (Jun Shimazaki)