タイプ別!転職モチベーションが下がってしまう3つの理由と上げる方法

- アパレル業界ニュース -
2015年07月01日

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転職活動がうまくいっていないと、段々とモチベーションが下がってきてしまうもの。転職活動は思った以上に長丁場になることもあり、モチベーションの維持と向上が非常に重要なポイントです。具体的に、モチベーションをどのように維持し、どのように向上させれば良いのでしょうか。そのヒントを紹介します。

モチベーションがさがってしまう理由

まず、転職活動を行う中で、モチベーションが下がってしまった場合、そこにはいくつかの理由が考えられます。主な理由を見てみます。

●自信を失ってしまう場合
転職活動を始めると、履歴書や職務経歴書を送ってもなかなか書類選考を通過しなかったり、通ったとしても面接で不採用になるケースは当然起こります。不採用の理由が自分自身の能力ではなく、他の応募者との相対的な評価や企業とのミスマッチなど、採用側の事情による場合もあります。そうであったとしてもこのような状況が何度も続くと、自分のこれまでのキャリアや能力が否定されたように感じ、自信を失ったり漠然とした不安が湧いて来てしまうものです。結局これ以上転職活動を続けても就職できないのではないだろうかと考えるようになってしまいます。

●興味を失ってしまう場合
面接で採用担当者と話したり、転職エージェントと話す中で「そもそも転職する必要があるのだろうか」と思い至る場合があります。また、自分の希望にマッチする企業がなかなか見つからず、転職自体に興味を失ってしまう場合も。逆に、勤務を続けながら転職活動をしているなかで、現職で高い評価をされる、会社の業績が良くなる、上司が変わるなど今までの状況が改善されることもあります。そうなれば、「現在の職場でもう少し頑張ってみようか」と思い直す場合もあるでしょう。

●疲れてしまう場合
転職への意欲が高いあまり面接などのスケジュールを詰め込みすぎてしまい、疲れが蓄積され、急速にやる気を失ってしまう場合です。逆に、のんびりと構えすぎることによって転職活動が長引き疲れてしまうケースも。肉体的に疲れると思考がネガティブに陥り、モチベーションを下げる原因になります。

どうすれば悩むことがなくなる?

では、転職活動がうまくいっていない場合であっても、モチベーションを下げることなく最後まで突き進むにはどうしたらよいのでしょうか。上記に掲げた理由ごとに見ていきましょう。

●自信を失ってしまう場合
自分自身のキャリアや能力に対して自信を失ってしまった場合は、自分の良いところを紙に書きだしたり、声に出して列挙してみましょう。思いつかない場合は周囲の親しい人に教えてもらっても良いかもしれません。意外と良い部分がいっぱい出てくるはずです。そうすると「いままで転職活動がうまくいかないのは縁が無かったから」というように気持ちを前向きに切り替えることができるようになっているはずです。

●興味を失ってしまう場合
転職希望先の会社に興味を失っていく状況が続いたり、周りに説得されたりすると、段々と転職活動のモチベーションも下がっていきます。そんな時は、まずは初心に返ることが必要です。そもそも、なぜ自分は転職活動を始めようと思ったのか、初心に返ってもう一度考えてみましょう。

●疲れてしまう場合
肉体的に疲れてしまったら、一旦転職活動を白紙に戻すことも大切です。すべてのスケジュールを真っ白にして、転職活動について何も考えないでいられる息抜きの時間を作りましょう。旅行に行ったり、身体を動かして汗を流すのも良い気分転換になります。一旦リセットすると、また新たな気持ちで転職活動に向かうことができるでしょう。

自分にあった工夫を

転職活動は、採用通知がもらえるまでは終わりません。すぐに転職先が決まる場合もあれば、なかなか決まらない場合もあります。あまり気負いすぎると長続きしないものです。また、だらだらと長期間かけて行えば、初心を忘れてしまうことも。普段使いの手帳に初心を書き記し、いつでも見れるようにしておくなど、モチベーションの維持のために自分にあった工夫をこらしてみてはいかがでしょうか。