販売スタッフの仕事内容

- アパレル業界ニュース -
2014年08月04日

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おしゃれで人気の販売スタッフは体力勝負

販売スタッフは、そのブランドを代表して商品を売るブランドの顔です。

きれいなお洋服を着て、おしゃれなブランドで働きたい!
そんな夢を抱く方は多く、人気の職業でもあります。

実際はサービス業ですので、体力・精神力も強くないともたない職種ですし、きつい仕事でもあります。
入荷した商品の検品、什器の組み立て、閉店時の清掃や商品出しなど体力勝負な場面が多く見られます。

そのブランドのイメージにあっていたり、ファッションセンスがよかったり、お客様に対してのサービス精神が突出していると、個人の売上げが伸び、やりがいのある仕事でもあります。

販売スタッフのおもな仕事内容

店舗での接客
商品の管理(納品、在庫、検品など)
顧客のケア(DM発送、電話など)
ディスプレイの管理

販売スタッフのメリットとデメリット

人気の販売スタッフの職業ですが、メリットとデメリットはどんなところなのでしょうか。

メリット:
■ 売れた時のやりがいが大きい
自らどうしたら売れるかを考えて作戦を立て、お客様が買ってくれた時の達成感は大きなもの。歩合制を取り入れているブランドも多くあるため、モチベーションも上がります。

■ おしゃれになる。洗練される。
常にブランドを代表するおしゃれさんである必要があるので、見た目が磨かれます。
洋服に関する知識も身に付き、コーディネートもうまくなります。

■ 社割りで服が買える
自分が好きなブランドで働いていれば、正規の値段より40-45%オフで買えるのが販売スタッフの大きな魅力。常に最新のアイテムを買って身につけていれば、職場でオシャレできるだけでなく、売上げアップにもつながるので一石二鳥。
オシャレな人にはとても良い職場ですね。

■ 平日休みなので、すいているときにショッピングできる。
土日休みだと、混んでいるお店や百貨店に行くのは疲れてしまうもの。
平日に悠々とショッピングできるのはとても気分がいいですね。百貨店などの販売スタッフの場合は、勤務中にどこに行こうかと目星を付けて、お休みのときにさっと効率的に買い物ができるそうです。

■ 社会人としてのマナーが身に付く。丁寧になる。
接客業であり、お客様への電話や手紙を出す機会も多い販売スタッフは、社会人としてとても高いレベルのマナーが身に付きます。
一生の宝物になるのではないでしょうか。

■ 売上げや実績次第で本社勤務に抜擢されることも
機会はあまり多くありませんが、販売員で実績を上げた結果、PRやバイヤーに登用されることもあります。売り場を経験したからこそ、本社で実績を上げることもできます。

デメリット
■ 体力を使う
1日中立ちっぱなしなので、特に女性は足がとても疲れます。
食事の時間がまちまちだったり、トイレに行けなかったり、体力を維持するのがとても重要です。

■ 帰宅時間が遅い
閉店までのシフトになると、レジ閉めや清掃等の閉店作業と明日の準備をしなければならない為、帰宅時間がとても遅くなる場合があります。
早番、遅番などがあり、それぞれ開店準備と閉店準備があるので、開店・閉店時間に1-2時間が足される事が多いようです。

■ ノルマがある場合
職場によってはノルマがある場合があります。歩合制で売れば売るほどお給料が高くなるのは嬉しい限りですが、売上げ予算が高い場合などはノルマが高くなり、プレッシャーも増えます。

きらびやかに見える世界ですが、いい点・悪い点は他の職業と同じようにもちろんあります。
ただ、頑張れば頑張るだけ自分に返ってくる仕事であり、自分磨きもできるとてもやりがいのある仕事であることに間違いありません。