キャリー品って何?

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アパレルでよく聞くキャリー品って何?

アパレル業界で「キャリー品」という言葉をよく聞きます。これはいったい何を指すのでしょうか。

キャリー品とは、簡単に言うと「シーズン・販売期間を過ぎたけれども、引き続き売り続ける商品」の事です。
過去の売上の実績から、あれば必ずよく売れるTシャツなどのベーシックな商品は、在庫が切れてしまうと売り逃ししてしまい、非常にもったいない機会ロスとなります。「あれば売れたのに…」と分かっていながら在庫がないような状況がないように、沢山発注して売り逃しがないようにする事がアパレルではしばしば行われます。

Tシャツのようなベーシックなアイテムは年間通して売れたり、次の年でも同じ商品が引き続き売れたりする為、想定していた販売期間が終わっても、余剰の在庫を処分せずに取っておいて引き続き売る。これがキャリー品となります。

キャリー品はどうやって売るの?

キャリー品を売る場合はいくつかのパターンがあるますが、正規の値段(プロパー)で売る場合と、値下げして売る(マークダウン)の場合の2つの例を見てみましょう。

◼プロパーで売る場合の例
2014年春夏の商品

セール期間は対象外商品に

2014年秋冬でも正規の値段で販売

◼マークダウンで売る場合
2014年春夏の商品

セールにかけて売る

2014年秋冬は店頭から引く

2015年の春夏のセールでさらに値下げして売る

継続品とは?

キャリー品に似たアパレルの用語で、「継続品」という言葉があります。継続品は「定番的な商品でシーズンを超えて売る」商品。例えばシーズンの関係ない定番的なキャンバストートや、スニーカーといった商品です。キャリー品との違いは、キャリー品がシーズンものとして展開して、シーズン終わりに余った在庫なのに対して、継続品はシーズンレスの場合が多いことです。

キャリー品と消化率

キャリー品を理解するのに覚えておきたい単語が「消化率」。消化率とは、仕入れに対する商品の売れた割合です。売れた数量÷仕入数量で導きだします。消化率は高いほど売れたことを表し、消化率100%というのは完売した事を表します。また、消化率10%は1割しか売れていないことを表します。

さて、消化率100%の完売は果たして良いことなのでしょうか?
答えはNOです。
完売したという事は、まだまだ売れる可能性があったという事。もしもっと多くの量の生産・仕入れを行っていれば、より多く売れた可能性が高いのです。
その為、シーズンものでも売れるであろうと予想される商品は沢山生産・仕入れをします。トレンド商品でも、キャリー品になって値下げすれば売れそうなアイテムは、余るくらい作ったほうが利益が出ることがあるのです。

キャリー品について、少しは理解していただけたでしょうか。
アパレル業界は専門的な単語が多いですよね。すこしずつ理解してゆきましょう。


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