ユナイテッドアローズについて

- アパレル業界ニュース -
2014年12月28日

ユナイテッドアローズ①

「日本の文化のスタンダードを つくる」会社。ユナイテッドアローズ

ユナイテッドアローズはご存知の通り、多くのブランドを展開する服やアクセサリーを扱うセレクトショップで、買い付け商品の他にオリジナルのPB(プライベートブランド)商品を展開している人気の会社です。

UNITED ARROWSの他に、ファミリー向けのunited arrows green label relaxingやヤング向けのBEAUTY&YOUTH UNITED ARROWSなど、様々な年齢、ターゲット向けに多数のブランドを展開。

最近では駅ナカに展開するTHE STATION STOREや、高速のサービスエリアにあるTHE HIGHWAY STOREなど、生活により身近なショップを出して注目を集めています。

ユナイテッドアローズは、洋服だけでなく感度の高い生活雑貨も多く扱っていて、ライフスタイルブランドとして日々の生活をよりクオリティの高いものにするブランドでしょう。
ビームス出身で創業者の一人である代表取締役会長の重松理氏は、ユナイテッドアローズを「日本の文化のスタンダードを つくる」会社にしたいと言っています。

ユナイテッドアローズの成り立ち

1989年、元ビームスの重松理らがアパレル大手のワールドのバックアップを受けて立ち上げたのがユナイテッドアローズの始まりでした。(現在はワールドから独立しています。)翌年には1号店の渋谷をオープン。1992年にはフラッグシップの原宿本店ができました。

会社名は、毛利元就の「三本の矢」の考えを根底にした「束矢理念」から由来している意外と日本的なネーミング。

ユナイテッドアローズでは当初、感度が高くて値段も比較的価格帯の高い商品を扱っていましたが、その後に結婚や育児への出費がかさんで服や雑貨にお金がかけられない層向けの、低単価の商品をgreen label relaxingで成功。その後も様々な層に向けての多角的な展開をして成功しています。

ユナイテッドアローズってどんな会社?

「お店の雰囲気も良く、毎日楽しく働ける会社です。」
「好きな事が仕事になっていて、恵まれていると思います。」
「時代の変化に対応し続けている会社。だからこそ、ずっと居続けたいと思えます。」
「企業理念が浸透していて、目標に向かって自主的に行動する人ばかりで良い刺激を受けます。会社なので上下関係はありますが、矛盾したことを言う人は殆どいません。」

ユナイテッドアローズで働く人、働いていた人の声は、とても良いものが多いのに驚きます。仕事ですのでもちろん嫌なこともあると思いますが、働く人の満足度が高く、辞めた後でも「いい会社だった」という人が多い企業です。

ユナイテッドアローズは「皆がユナイテッドアローズで働くことによって自分らしさを見つけ、皆がハッピーになる会社」を目指しており、その為に様々な制度を設けています。

従業員は原則として正社員、お客様にご満足いただくためのスキルを磨く 「束矢大學」による全社研修、従業員意識調査の実施、などがその例で、これ以外にも多くの制度があり、社員の満足度の向上をはかっています。

社風についてもとても良い、という声が多く聞かれます。人間関係もアパレルのなかではかなり良い環境のようです。教育シスタムがしっかり構築されており、販売員の場合、新人には担当の先輩が1人つき、毎月の売り上げ、セット率、その他業務などを確認します。また、目標に対してどれだけ達成できたかを話し合う面談が設けられ、仕事の悩みなども相談できる機会が多いため、風通しの良い職場のようです。

福利厚生は比較的しっかりしており、有給休暇も取りやすいので、ライフワークバランスも良好です。
また女性が多い職場で、産休育休制度や時短で働ける特別従業員制度も整っているので、結婚して子供を産んでも働いている人が多くいます。

とても羨ましい職場環境ですね!