「服装が変われば仕事の意識と行動が変わる」

- コンサルタントの独り言 -
2014年09月16日

先日、30代男性のMD希望登録者から「面接時にどのような服装で出向いたらよいか?」の相談を受けた。我々ファッション業界ではビシッとスーツでネクタイと決める必要はないと思いますが、しかし相手に与える印象は、服装で変わります。仕事上のポジションにふさわしい服装をすることで相手に信頼感を与え、その信頼にこたえようとして自分自身も変わっていくのです。服装を見直すにあたり、信頼感を表現する為に、まずシャツをきちんと選び、綿100%、50番手以上であれば上質にみえるものです。

また私が大事にしてほしいのは、特に足元です。パンツ幅は18センチから21センチが若々しく行動的な印象を与え、裾は靴の甲に軽く当たるか当たらないかが絶妙の長さ。

大切なのは、社内外での自身のポジションを全うするためにどんな自分であるべきを考え、服装選びに自分の基準を持つことが与えられたポジションにふさわしい人材として評価されるようになると考えます。最後に、靴を磨くことは怠らないようにすること。これらの準備によって生まれる心のゆとりが仕事への意識や行動を変える。

靴

パンツの裾幅はダブルで、ノークッションで仕上げましょう。あまり長くしたりシルエットが太いと野暮ったく見えます。思い切って気持ち短めにしましょう。ダブル4.5cm裾幅19cmから20cmくらいがおすすめです。

 

文/島崎淳 (Jun Shimazaki)