「やりたいこと、好きな事を目指す」

- コンサルタントの独り言 -
2014年08月04日

先日デザイナー職の方から転職の相談を受けた。彼女のキャリアは10年で布帛・ニット・カットソ―とフルアイテムを大手アパレルで経験を積む。これまでは申し分のないキャリアである。しかし、彼女としてはこれからのキャリア目標に迷いが生じている。今の会社でチーフデザイナーを目指し地位と処遇を得るか、また自身の好きなクリエーションを目指し他社ブランドに転職するか、もしくはフリーになり好きなファッションテイストのクリエーションを目指すか。

キャリアの転換期である。言い換えればチャンスの選択期でもある。

ここからが問題である。私の解決アドバイスは、先ずこの十年で「やってきたこと」「身に付けた強み」を徹底的に洗い出してみる。次に自身の強みを活かすキャリアストーリーを構想し「何をするのか」「何をしたいのか」の行動目標を設定する。これは「動因」と言いその人の内部から湧きあがってくるもの、内発的モチベーションと言ってもよい。たとえばチーフデザイナーの地位を獲得し、処遇を得た後のモチベーションは何で維持していくのかが問題になるであろう。その為にも外に向かって価値を創っていく「やりたいこと」がその人を内部から突き動かす運動エネルギーの源泉になる。自身のやりたいことがチーム組織、資金力、規模が必要であればチーフデザイナーとして達成目標を目指せばよいと思う。

ポジションは、獲得することを目標にするのではなくあくまでも手段であること。

良い事を目指すのではなく、自分を知り自分の好きな事を目指したいものである。

いつでも貴方のキャリア目標を整理し、目指す「やりたいこと」の発掘作業サポートいたします。

文/島崎淳 (Jun Shimazaki)