アパレル業界で1000万円を稼ぐには?

- アパレル業界ニュース -
2014年12月28日

高給

アパレル業界で年収1000万円を超える人々

アパレルは人気の業種。「お給料が低くても、好きな服の仕事がしたい!」という人も多いため、年収は低く見られがち。
そんな中でも実は、販売員でも年収1000万円を超える人はいるのです。

スーパースター店長で最高年収5000万円!ファーストリテイリングの驚きの年収制度

ユニクロを筆頭にどんどん拡大しているファーストリテイリングは完全実力主義。高収入を得るのに年齢や社歴は一切関係なく、「もし世界一いい仕事をしたら、世界一いい報酬をもらってもいいじゃないかと公言し、驚きの年収制度を発表しています。(http://www.fastretailing.com/employment/ja_jp/)

ファーストリテイリングでは、20代の販売員が年収1000万円を超えるのが可能で、スーパースター店長という最高クラスの店長になると、30台で最高5000万円の年収。アパレル業界に風穴をあけてくれるかもしれません。

専門性+ 自己アピールのうまさがアパレル高収入のポイント

では、アパレル業界で年収1000万円を超える人たちは他の人々と何が違うのでしょうか。

アパレルの高収入の人の特徴を見てみると、他の人よりも特筆して何かが優れていたり、専門的な知識を持っている事が多く見受けられます。
またそれだけではなく、ちゃんと自分の良さをアピールできるバイタリティーのある人が多いのが特徴です。

そのような人々が持っている、高収入を得るために必要なポイントを見てみましょう。

■ 販売士やシューフィッター、ウォッチコーディネーターなどのアパレル業界でも専門的な資格を持っている
特に販売員の場合、専門的な知識を持っていると、接客の際に商品だけの知識ではない、深いセールストークが出来るため、販売力も上がります。

例えば、シューフィッターやウォッチコーディネーターはまだまだ有資格者の多くない資格。靴や時計の接客が得意でない人にはもってこいの資格です。自分の得意分野を持つと顧客の数も増えるので、売上を伸ばして高収入が狙えるチャンスです。
また、他の人がやらない事を積極的にやるのも他の人と差別化できるポイントですね。

■ 語学力
販売員、本社のMDなどで英語や中国語がビジネスレベルで堪能だと、他との差別化につながって、より高収入を得られるポイントとなります。

例えば、銀座にショップを持つブランドの場合、多くの外国人がお店を訪れる事も。英語圏のお客様はもちろん、最近では中国の方々が観光バスでお店に乗りつけるブランドもあります。中国の方は英語が話せない方も多いので、中国語ができる販売員はとても重宝されます。

また、外資系のブランドになると、MDはもちろん、PRやVMD、人事や経理も英語が必須な場合が多くなります。年収1000万円を超えるマネージャークラスになると、英語で海外の本社に対してハードな交渉をしたり、電話会議で見知らぬ人と話す事が求められます。
英語圏への留学経験も有利になりますが、どれだけ会社としての日本サイドの意思を海外の本社に伝えられるか、という伝達能力と聞き取り能力がとても重要でしょう。

■ 自己アピール力、パワフルさ
アパレルで年収1000万円を超える人達には、普通よりもパワフルな人がほとんどです。いくら専門性や語学力を持っていても、それを使って自分の能力をアピールできないと上司や会社には伝わりません。
日本人は能力を隠す事が美徳である、とされてきたために、アパレル業界でもまだまだ自己アピールの得意でない人が多いようです。
一方、海外生活をしていた人達や外国人は自分をアピールするのが普通。上司や企業に対しても自分の良いところは、これでもか、とアピールします。

アパレル業界で高収入を得ている人にはこのようなタイプの人も多く、積極的に自分を磨いてアピールするパワーも高収入のポイントになるでしょう。