アパレル業界のお休みの本当のところ

- アパレル業界ニュース -
2015年07月01日

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「アパレルの仕事って休みが不定期」「土日は休めないの?」そのようなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。アパレル業界従業員の休みの取り方について、実際のところを見てみましょう。

アパレル販売員のお休みっていつ?

アパレルショップでは、一週間のうち土日が最も忙しく、お客様の入りが多くなります。一般的には、繁忙期である土日は勤務するのが一般的であると頭に入れておいた方が無難かもしれません。そのため、基本的に販売員は土日のどちらかにはシフトが入る場合が多いようです。しかしながら、一概にシフトといってもさまざまなものがあり、ショップによっては、曜日を自由に選ぶことのできる柔軟なシフトを採用しているところもあり、その場合は、希望次第で土日を休みにすることも可能です。ショップの販売員の面接時に、ショップではどのようなシフトを採用しているのか確認しておくと良いでしょう。また、土日のみ勤務をするアルバイトを採用しているショップもあり、その場合は比較的、土日に休みが取れる可能性が高いといえます。

土日に休みがあるのは?

アパレル企業の本社勤務の休日は、基本的にカレンダー通りです。しかしながら、一部の企業で店舗の販売応援のため土日のどちらかに出勤したり、営業など職種によっては土曜日に出勤する場合も。就職活動をする際に、求人情報で休日を確認するだけでなく、土日出勤の可能性があるか否か、採用担当者に確認してみましょう。

平日が休みのいいところ4つ

土日が勤務日になれば、必然的に平日が休みになります。実は平日休みのメリットは少なくありません。いくつか挙げてみましょう。

●平日はどこも比較的空いている
ゆっくりと買い物をすることができ、長時間並ばなくてもレジャー施設を堪能することができます。また、映画館や劇場で席が取りやすく、美容院の予約も取りやすかったりと、週末では窮屈なことが、平日だとストレスを感じることなく過ごすことができます。

●平日割引を利用できる
映画館やレストラン、レジャー施設、インターネットカフェなどで平日限定の割引を行っている場合が多く、その恩恵を受けることができるのも嬉しいところ。また、平日は飛行機のチケット代や宿泊施設の料金が安いため、旅行が安上がりで済むというメリットもあります。高速道路の朝夕割引やスキーのリフト券などは、休日の半額料金で済む場合も少なからずあるようです。

●病院・銀行・役所を利用しやすい
基本的に土日は病院が休みのため、土日に体調を崩したら、最悪の場合、家から離れた救急病院までいく必要があります。一方、平日休みの場合は行きつけだったり最寄りの病院を利用できるので安心です。
また、銀行の窓口での手続きだったり、公的機関での手続きは平日でなければ難しく、土日休みの場合はわざわざ半休や有給を取らなければなりません。この点も、平日休みならば問題なく手続きができます。

●優越感を味わうことができる
平日に働いている人々を横目に休みを取ることができるため、ちょっとした優越感を味わうことができるでしょう。平日の昼間のテレビをリアルタイムで見ることができたり、ビールを飲めたり、一般的な企業人では味わうことのない経験をすることができるでしょう。

土日・平日も休日を充実させるのはあなた次第

一概にアパレル業界の仕事と言っても職種によって勤務の形態はさまざまです。ただ、平日勤務でも土日勤務でも、その日が勤務になるのは理由があります。販売員が土日に出勤するのは、その日がお客様がたくさん足を運んでくれる日だから。それはつまり、多くのお客様に商品を販売するチャンスであり、それこそが仕事のやりがいにつながるともいえます。いい仕事をして迎える休日は、何ものにも代えがたい充実感があります。それは平日休みでも同じです。オンとオフのメリハリをしっかりつけて、仕事もプライベートも充実させましょう。