PR(プレス)の仕事内容

- アパレル業界ニュース -
2014年08月04日

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競争率トップクラスの難関!アパレルの花形

アパレルのPR/プレスは、ブランドの広報・宣伝を担当し商品やブランドイメージをPRする、雑誌などに登場する機会も多い、いわばブランドの顔です。

雑誌掲載やテレビ番組向けの商品選定や貸し出し、カタログやDM、広告の制作、マスコミからの取材や問い合わせの対応、ファッションショーやイベントの企画運営など、外部向けのPR全般を担当します。
時にはPR担当者が雑誌等に登場して商品やブランドの紹介をするなど、大変華やかな側面もあり、とても人気のある職種です。

PR/プレスのおもな仕事内容

プレスへの対応(掲載商品選定、商品貸出)
広告のメディアプラン計画、実行
イベント、ファッションショーの企画・運営
プレスリリースの作成
カタログ、DMの管理
デジタルメディアの管理・運営

とても華やかな感じがするPR/プレスの仕事ですが、一方、大変地味な作業が多くあるのもPR/プレスの仕事の特徴です。
カタログやDM、雑誌の記事の校正や、商品貸出はとても細かく時間のかかる作業です。また、雑誌社などからは新商品の問い合わせも頻繁にあり、ブランドの商品知識を常に学ばなければなりません。

雑誌記者との関係やコネクションもとても重要視され、人気のPR/プレスには取材や雑誌のタイアップが集まる事も多く、経験だけではなく個人のキャラクターがいかされるのも大きな特徴です。
名物プレス、有名プレスが多く存在し、雑誌でも記事が組まれているほどです。

どうしたらPR/プレスになれるの?

アパレルでもトップクラスの人気職種のため、ポジションを獲得するのはとてもハードルが高いPR/プレスの仕事。
どうやって仕事をゲットできるのでしょうか。

ファッション業界でも経験重視する傾向が強い職種なので、インターンシップやアシスタントから始める事を頭において就職・転職活動をすると良いでしょう。
まれに新入社員でPR/プレスに配属される事もありますが、転職の場合はほとんど経験者しか採用されないのが現状です。

大学・短大/専門学校などでは、ファッションビジネスやファッションメディア、マーケティングなどを専攻すると良いでしょう。プレス専門のコースを設けている学校もあるようです。
ただし実際は学生時代の専攻がPR/プレスに向いていなくても、仕事に就いている人は沢山います。
他の業界からファッション業界への転職もまれに見られますが、アパレル会社に就職するのが一番の近道でしょう。
販売員を経てプレスになる道も少なくないので、PR/プレスを夢見ているならば難関を突破すべく、コネクション作りやプレスに近づける転職プラン作りを始めましょう!

PR/プレスに向いているのはどういう人?

外部へ自社ブランド・商品をPRするのが仕事の為、人との関わりのうまさが最大のポイントとなります。
人当たりよく、かつ物怖じせずに商品を雑誌等の媒体に出してもらえるような円滑なコミュニケーションをはかれる人がPR/プレスでは重宝されます。

また、商品貸出しやカタログ・雑誌の記事の校正はとても細かく緻密さが要求されるので、こまめな性格も向いているでしょう。

PR/プレスはなんといっても顔の広さと人間関係に助けられます。
転職しても、掲載される雑誌などの媒体は同じ場合が多いので、前職で大事に育てた人脈は、いつまでも継続されるとても貴重な財産です。

また、プレスのノリが好きかどうかも重要な要素になるでしょう。ファッションショーやイベントなどでは多少ハイテンションで盛り上がらなければならないので、ノリがいい人のほうがより仕事を楽しめます。