転職者の声

- アパレル業界ニュース -
2015年01月31日

転職者

アパレル業界の転職

アパレル業界は比較的転職が多い業界。転職をする人も少なくありません。
では、実際転職している人は、どのような経緯でどんな転職をしているのでしょうか。

アパレル業界の転職は、基本的には業界内の転職がほとんどです。販売員の場合、好きなテイストのブランドに移ったり、年齢が上がるとともにヤングからキャリア、ラグジュアリーブランドへとキャリアアップする事も。

また、デザイナーやパタンナーは企業から企業の転職に加えて、一度独立してからまた会社員に戻る例も多いようです。

次の項では実際に転職した人の例を見てみましょう。

アパレル転職例(1) 販売員Nさん 女性 の場合

専門学校を卒業してアパレルの販売員になったNさん。服が好きでやはりまたアパレルの仕事にたずさわっていたい、と他ブランドに転職しました。

– 転職理由は?
「ファションビルのヤング向けブランドで3年働き、副店長になりました。20代後半になってきたのでそろそろ違うブランドで働きたいと思って。」

– 転職先は?
「百貨店に入っているセレクトショップです。自社のプライベートブランドと、インポートの少し高級でハイセンスな商品を扱っています。同じく副店長として採用されました。」

– 転職後の感想
「インポートもあつかっているおしゃれなセレクトショップに転職できてとても良かったです。ファッションビルよりも百貨店の方が厳しい面もありますが、高級志向のお客様に高い商品が売れるのが嬉しいです。インセンティブ制度も充実しているし…」

アパレル転職例(2) デザイナーSさん 女性 の場合

アパレルメーカーでデザイナーとしてキャリアを積んだ後、独立してフリーランスとして活躍していたSさん。やはりまた企業で働く事を決めて転職しました。

– 転職理由は?
「フリーランスでやっていましたが、リーマンショック後の不景気でだんだん仕事が減り、フリーでは生活できなくなってきたので。」

– 転職先は?
「大手のアパレルメーカーで、レディースのキャリア基幹ブランドでデザイナーの職をいただきました。」

– 転職後の感想
「会社の基幹ブランドなので、とても良い転職ができたと思います。転職に成功した理由は、フリーで働いていたときにデザインから生地手配、生産管理も含めて全て一通り自分でやっていて、仕事がより早く、幅広くなったのと、クライアントへのデザイン提案のプレゼンのスキルが上がった為だと思います。フリーの時は苦労もしましたが、結果的に良い経験となりました。」

アパレル転職例(3) 営業Aさん 男性 の場合

大手のアパレルメーカーで営業をしていたAさん。同じアパレルでも全然雰囲気の違う会社に転職したそうです。

– 転職理由は?
「前に働いていたブランドが、来シーズンでなくなることが決まり、その企業では給与も上がる見込みがなかったので、転職してキャリアアップしようと決めました」

– 転職先は?
「小さな子供服の会社の営業マネージャーになりました。以前は大きな企業で働いていましたが、今は社員数も10分の1位の小さな会社。雰囲気も全然違います。」

– 転職後の感想
「給料が上がり、部下もでき、責任が大きくなりました。子供服という事もありアットホームな雰囲気が良いですね。でも、システムなどがあまりなく、パソコンの手作業が増えましたね 笑」

アパレル業界 転職のコツは?

アパレル業界の転職で成功するには何が必要なのでしょうか?

まず、履歴書や面接で自分のキャリアや成功体験を十分に表現することがあげられます。
ヤングブランドからラグジュアリーブランドへのキャリアアップをしたい場合は特に、ブランドを超えて、応募先にどう貢献できるかを上手に企業に伝えなければなりません。
まずはコンサルタントに自分のキャリアプランを話し、履歴書や面接の対策を相談してみましょう。