アパレル業界での転職先の決め方

- アパレル業界ニュース -
2014年12月28日

不安

今なにがやりたいか、5年後10年後にどうなっていたいか書き出そう

アパレル企業は比較的転職の多い業界。アパレル業界内でブランドを転々とするのも多く見られます。今現在転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

アパレルで働く方の悩みで多いものの一つが、「このままこの仕事を続けていていいのだろうか」というもの。特に販売員の場合、服やおしゃれが大好きでアパレル業界に就職し数年経ったものの、店長への道のりは遠く、このまま販売員を続けていくか迷う方も多いようです。

転職を考える場合、今自分は仕事としてなにがやりたいかを考えるのはもちろんですが、将来的に自分がどうなっていたいかを考えることも重要です。
漠然と将来を考えるのは難しいもの。紙などに、今やりたいこと、5年後にどうなっていたいか、10年後にどうなっていたいかなどを数枚に分けて書き出すとよりわかりやすく、実現しやすく、おすすめです。

アパレル業界内での転職

アパレルで働く人は、転職先も同じアパレル業界内というケースがとても多いのが特徴です。ただし、特に販売員で店長などの管理職を目指さずに同じようなブランドを渡り歩いた場合、何年働いても給与が伸び悩んでしまう事も多いようです。
アパレル業界内で転職する場合は、数年後に店長やマネージャーなどを目指すのか、10年後に自分はどのようなブランドや業界にいたいのかなどの長期的な将来像を描くことがポイント。
アパレル業界が長い方には、若い頃はヤングのブランドで働き、年を重ねるにつれキャリアやミセスなどの平均単価が高いブランドに転職し、給与アップ・キャリアアップされている方が多くいます。

売員からプレスやMDになれるの?

アパレルで販売員として働く方の中で、本社のプレスやMDに転職希望の方は多いのではないでしょうか。それに対して実際の募集は年に数人程度。とても厳しい確率です。
しかし、販売員からプレスやMDになる人は実際いますし、VMD(ヴィジュアルマーチャンダイザー)などでは、販売員出身の方が多い会社もあります。
販売員から本社への転職組は、元から本社勤務を強く希望して、やる気を見せる為に努力して店長になり、その後希望していた本社のMDに採用されるなど、努力してポジションを勝ち取った人が多いようです。
強い意志と努力が成功のポイントですね!
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転職先として人気の外資系ラグジュアリーブランド

アパレル業界で転職を考えている方の中で人気なのが外資系のラグジュアリーブランド。販売員の方も本社勤務の方も、ゆくゆくは外資系ラグジュアリーブランドを希望されている方も多いようです。
ラグジュアリーブランドは比較的お給料も良く、待遇も恵まれている場合があり人気の要因。
しかし、ラグジュアリーブランドの多くの企業はラグジュアリー経験者を優遇する傾向があり、ラグジュアリー経験がない場合は語学力や、ハイエンドのお客様に対応できる文化的なバックグラウンドなどが重要視されるようです。
未経験で外資系ラグジュアリーブランドを目指している人は、語学の勉強など自分磨きをしましょう。
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他の業界への転職先

アパレルで数年勤めたけれど、やはり他の業界が合っているかも…と、アパレル業界以外に転職した方の転職先を見て見ると、様々な先が見受けられます。
得意の接客の技術を生かして他業界の営業職へ。ノルマやインセンティブ制度が合わずに経理へ。立ちっぱなしの販売職から内勤のデスクワークの事務職へ。

また、アパレルの特に販売員は、接客の経験により自然とコミュニケーション能力が身についているもの。また、ショップでは様々な雑務をこなさなければならないため、テキパキと仕事をこなす方が多く、他の業界でも活躍される方が多いようです。

在職中に準備、勉強などを十分にする事が重要

アパレル業界内での転職か他の業界への転職にかかわらず、人生設計をするのは長い目で見た準備が必要。将来の為に勉強や準備をされている方は意外と多くいます。
また、転職するにも準備期間を長く設けて、より多くの選択肢を持てるように十分な準備をしましょう。