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2018.12.04

Treasure

今日は沖縄県の出先機関である沖縄県東京事務所から沖縄県出身の東京で活躍する社員への取材

上京して1年8ヶ月になる彼女は配属先でとても可愛がられてスクスク成長している

彼女の最大の魅力は笑顔であり、その笑顔には大きなバックボーンがある
サトウキビ農家を営むご両親の13人目の子供、末っ子として溢れんばかりの愛情を注がれ、沖縄の日差しと海のミネラルによって育まれた笑顔なのだ

今まで300以上の新入社員のご家族とお会いして、心が揺さぶられて涙腺が刺激された事が何度もあるが、彼女のご両親と会った時も正にそれだった

ご両親は年間400トンものサトウキビを収穫し精糖工場に納品するという工程を他人の手を借りず行なっているため、朝から晩まで休みなく働かれ、13人の子供を育てあげられてきた

お母さんは、その子育ての記録を一人づつスクラップブックを作り、そこに写真やら手紙やらを時系列で貼り付けて保管している

13人目の彼女のスクラップブックも生まれた時の写真から学校の成績表など、無造作に貼り付けられながらも、18年間の歴史がよくわかるような構成になっていた

そして最後のページには私が訪問直前に送った年賀状が貼り付けられていて完結していた

入社直前の2月に訪問したので、バトンタッチという意味だと思う

「これで全員の子育てが終わりました」

これで涙を流すな、というのが無理な話ですやん

沢山の子供を育て上げるために一生懸命働いて自分達の人生を捧げる
そうか、これが人間の、家族の、本来の姿やな
プリミティブで美しいな
そこに気づかされ感情が揺さぶられた

そんな環境で育まれた笑顔は家族の宝、沖縄の宝、会社の宝、ファッション業界の宝、日本の宝

あれ?この画像はあんまり笑ってない ^^;

2018.12.01

Thanks

ずっと謎の痛みがあった左手の指の付け根

今日、整形外科で受診したら腱鞘炎やった

手のひら側の指の付け根に痛ーい注射一発で治ったけど

やっぱり50歳超えると色々ガタがくるわ

ただ、珍しい症例らしく、普通は指を折るのが痛いのに、俺は指を反る方が痛い

先生が
「珍しいからレントゲン撮らせてねー」って

それで上がってきた画像見て、やっぱり痛いところが炎症起こしてるのがよくわかったのと

「綺麗でしっかりした骨してるねーお母さんに感謝しないとねー」と先生が言った

「お母さんに感謝しないとねー」
幼い頃からこのセリフは色んなところで色んな人から言われてきたな

健康だけが取り柄やから
でも人生は健康が一番なんやって最近つくづく思う

「お母さんに感謝しないとねー」
が今日はやけに心に響いたな

感謝してこなかったもんな
感謝どころか
よく家が貧乏な事を母親にあたって
「何で産んだんや!」って
絶対、子供が言ってはいけないセリフを言ってしまった事もあった
おかん泣いてたな

今、逆の立場になって
どれだけ酷い事を言ったかよくわかる
ほんまに悪いことをした

「お母さんに感謝しないとねー」

年末、大阪に帰った時は
おかんの好物の甘い和菓子を買っていこう

2018.11.09

採用基準

高卒新卒の採用をスタートして7年になる
初年度の10名ちょっとの採用から、今年度は100名採用が見えてくるまでの規模になってきた
採用率も10%から80%台まで大きく伸びた
配属先のアパレルメーカーが拡大したのと、研修やフォロー体制の充実により、採用力が上がったのが大きい
これは営業社員やコーディネーターの努力の賜物
ここで各方面からよく聞かれる採用基準について触れておきたい
「現場に配属した時に著しく辛い思いをしないかどうか?」
温情で採用しても、現場に慣れるのに時間がかかり過ぎてしまいそうな子は、かえって辛い思いをさせて、最後は現場から交代の要請
もちろん次の現場は責任を持って用意するが、もう心が萎えている
フォローしている側も心が痛む…
何度もそういう場面に直面して来たので、社内ではその基準で採否を討議している
その基準は私の経験もベースになっている
梅田に来たら必ず前を通って存在を確認するビル
場所はDDハウスとがんこ寿司の横あたり
以前は何年も前を通るのを避けてきた
テナントは何回転も入れ替わったけど、ビル自体は昔のまんま
35年前
高校に入学した直後、15歳の春に初めてしたアルバイト
当時は300円くらいしたアルバイトニュースを駅の売店で買い、飲食店の求人を見つけて応募した
多分、電話で面接予約もせずにいきなり履歴書書いて持って行ったと思う
その飲食店は60歳過ぎの夫婦で経営されているこじんまりした料理屋さん
今回の求人は長年勤めてきたアルバイトの人が大学卒業で辞めたのでその穴を埋めるためとの事だった
アルバイトの主な業務は近くの雀荘から依頼が来る出前の対応
オーダーはほぼ親子丼かカツ丼
オーダーを受けると親子丼やカツ丼の卵とじを作る工程を任せたいとの事
食べもん屋の息子なので「それぐらい出来るやろう」と思った
採用されて、早速、次の日から出勤になった
勤務は18時から23時
出勤した瞬間から出前の電話がガンガン鳴り出す
親子丼やカツ丼のオーダーがドンドンたまっていく
めちゃくちゃ忙しい
店主と奥さんも手伝ってくれる
この工程は大学生のアルバイトは一人でこなしていたみたい
二人とも心配そうに見てる
「早く一人でできなあかんな」と心の中でつぶやく
足手まといになっていると思いながら、地下鉄谷町線の最終電車で家路につく
次の日も、また次の日も上手くさばけない…
雀荘への出前は速さが勝負
週末ともなると店内も忙しくなるので経営者夫婦も出前の手伝いが出来ない
いつもにも増して出前のオーダーがどんどんたまっていく
雀荘から出前の催促の電話
「あかん、もう逃げ出したい…もうオーダーストップして…」
じゃんじゃん催促の電話が鳴ったけど、何とか終わった
強烈な疲労感の中、着替えて帰ろうとした時
店主から
「原田くん、これ1週間分の給料。ちょっとだけ多く入れといた。言いにくいねんけど、君にはまだこの仕事は無理や。ごめんやけど今日で終わりにしてくれるか。ごめんな。お疲れさん」
今思えば後にも先にも人生唯一の解雇
帰りの電車は情けなくて自然と涙が出てきたな
わずか15年とはいえ、積み上げてきたほんの少しの自尊心とか自己肯定感が崩れ去ったというか
それから何年もビルの近くを通るだけで胸が痛んだ
アルバイトでも10代の頃に「必要ない」って言われるのは、それくらい重たい
自尊心を取り戻してからは、近くを通った時にわざわざ見にいくようになった
自分の立脚点を確認する心理だと思う
でも、それはその後の人の出会いに恵まれていたからで、そんな経験はなるべくしない方が良い
料理屋さん夫婦は、「大丈夫かな?」と思いながら、温情で採用してくれたと思う
私が店を去った後、採用に慎重になったのではないか?
優しさが返って悲しい結果を招いてしまったから
これが私の採用基準のベースになった

2018.06.23

さとうきび畑の唄

慰霊の日にお薦めの一本

TBSのスペシャルドラマのDVD化

これは隠れた名作で、観てない人も多いと思う

舞台は戦前、主人公夫妻は関西人で沖縄に移住する

まず、この設定が私の感情移入出来るポイント

フィクションやけど当時からそういう人達はいたんやろなぁと

そして主人公の明石家さんまの適役ぶり

正直、さんまを芸人や司会者として私の中の評価はあまり高く無い(例外として「行列のできる法律相談所」の司会を盟友、紳助の引退直後にピンチヒッターとして務めた回は神がかった面白さだった)

しかし役者さんまは良い

男女7人もシリアスモードに突入した時のさんまの演技は光ってたし

沖縄戦を知らない世代の教材としても使える

2017.11.23

Really strong?

角界が騒がしいですが、そもそも相撲という競技がよく解っていないので、問題の本質が見えていません

貴乃花親方のガチンコ精神を受け継いだ貴ノ岩が生意気でしばかれたとか、相撲ってガチンコじゃなくて先輩をたてて力を抜いたり、星の譲り合いがあるって事ですか?

数年前に八百長問題があったのでダーティな部分があるのは解ってましたが、プロレスのようなショー的な要素もあるのですか?

相撲出身で格闘技で成功した選手がいないので、本当の強さが測りかねてもいます

相撲という階級の無い特殊なルール上、他の格闘技と単純に比べられないのですが、体重が重さが強さの要素の大部分を占めているように感じられます

張り手などは総合格闘技の打撃よりも衝撃が強いと言われてますが、歴代力士で格闘技に転向した人は、いとも簡単に自分より軽量の選手の打撃でマットに沈んでいました

突進力のある重量級の格闘家や、例えばラグビーのオールブラックスの選手が土俵に上がって相撲を取るとどうなんでしょうね?
結構、良い勝負をするんじゃないか?と

昔、ダウンタウンの松っちゃんも言ってたのですが、力士の体形でアスリートというのは、違和感を感じると

私も本当にそう思い続けてます
ただ、千代の富士や朝青龍には格闘家の匂いがプンプンしてましたけどね

角界は色々と岐路に立ってると思います

2017.03.07

キャプテン

小学生の頃、一番好きな野球漫画は「キャプテン」だった

ドカベン
侍ジャイアンツ
アストロ野球団 笑

を差し置いて

凡人でどちらかというと気弱な部員が創意工夫と努力と根性で強くなっていく地味な野球漫画

中小企業経営者の現在、なおさらシンパシーを感じる

速球対応の打撃練習でピッチャーズプレートのかなり前から投げさせて目を慣れさせていたのが印象に残っていて、それ以降、自分が何かを習熟しないといけない時には、基本この手法を用いてる

本番よりも練習で負荷のかかる経験をしないと本番で上手くいかない

若手にそういう経験をしてもらいたいけど、色々とうるさい世の中になってきているからなぁ

2016.08.22

Awake(覚醒)

熱狂の末、リオオリンピックが閉会しました

日本選手の予想以上の活躍ぶりに、「よーし、俺もやったろー!」と思った方も多いのでは?

知識や能力は一朝一夕では上がらないですが、何かをきっかけとして、やる気には一瞬にしてなります 多くの人にとって、現状を打破したければ、そのきかっけを利用するしかないですよね

今回のオリンピックは良いチャンスだったと思いますし、オリンピックやプロスポーツはそういう役割だと思っています

そして上がったモチベーションを下げないように、完全に覚醒するために、今日は台風の影響で自宅にいる方も多いと思うので、オススメの映画をご紹介

色々とあるのですが、今日は3本

まずは、「どついたるねん」

今や日本の映画界を代表する監督である阪本順治氏の監督デビュー作

赤井英和の自伝的な作品であり、俳優として飛躍するきっかけとなった作品でもあります

100回は観たかな 笑

復帰戦の試合中に、いつも夢に出てくる背中が、幼い頃にボクシングを教えてくれた左島トレーナー(原田芳雄)の背中である事に気付いた安達(赤井英和)が思わず呟く

「勝たなあかんな〜」

エンディングも味のある終わり方 挫折を味わって這い上がろうとしている人にささる映画だと思います

2本目は「RUSH」

9k=

ニキラウダとジェームスハントが繰り広げる1976年F1グランプリの激闘を描いた作品

第10戦のクラッシュで瀕死の大怪我、大火傷を負ったニキラウダが第13戦で奇跡の復活、参戦や、リスクを恐れず攻めまくるレーススタイルと破天荒なプライベートでいつもはらはらさせるジェームスハント

タイプの違う2人の魅力的な天才を描いた3時間はアドレナリン出っ放し

自宅マンションでフルボリュームで観たため、階下の部屋からクレームが来た 笑

 

3本目は「Straight Outta Compton」

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西海岸ギャングスタラップの雄NWAの成り立ちと成功を描いた昨年のドキュメンタリー大ヒット映画

当時、私は東海岸のラップミュージシャンを好んで聴いていたのですが、西海岸では当然NWAに惹かれるものがありました

懸命に這い上がろうとするパワー、ギリギリを攻めているリアリティが楽曲を通して伝わってきたのだと思います

才能ある仲間が集結した時に、何の根拠もないけど「いけるんじゃないか?」という感覚を信じてひたすら走る これは人生で最も重要な事だと思います

警察にパフォーマンス禁止令を出された「F**K THE POLICE」を警察が警戒するライブ会場で演ってしまうシーンは音楽映画史上に残る名シーンだと思います

体中の毛が逆立つほど興奮しました

以上、覚醒する3本ぜひご覧ください

また、気がむいたら覚醒映画をご紹介させて頂きます

2016.02.24

「ゆとり世代」は無い?

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開催が来週に迫ってきました新入社員離脱防止セミナー

新入社員の研修には定評がある今回の講師が所属する会社の代表が著書でこう書かれています

「なぜ優秀な社員が辞め、だめな社員が残るという現象が一部の企業で起こるのでしょうか?それは、管理者が部下を見る眼と、部下が管理者を見る眼の厳しさに大きな違いがあるからです。人間は本来、人から支配されることをとても嫌います。それは家族でも、友人でもまったく同じことが言えます。そしてビジネスの世界は家族や友人とは違った支配システムのなかにあります。したがって、支配される者は支配する人を厳しく見る習性を持っています。」

「極端な例ですが、飲んだくれでギャンブルに明け暮れ、ろくな仕事もしていない父親が息子に”真面目に勉強しろ!”と言っても、それは無理でしょう。息子に対する支配力はまったく働きません。こんな父親を見て”自分はしっかりしなければ。こんな父親のようにはなりたくない。一生懸命勉強して立派な社会人にならなければ…”と考えるような息子さんであれば、それは立派です。そういう若い人もいないわけではないでしょう。あるいは、飲んだくれの父親を見て”これでも人生は過ごせるのだ、なんとかなるのだ、勉強なんかしなくても…”と考える息子もいるでしょう。優秀な息子さんは早々に家を出て、自立の道を探すことでしょう。我が家にいても得るものはなにもない、自分の成長は見込めないと判断するからです。」

「企業の管理者は、職場では ”飲んだくれでギャンブル好き” ではありません。しかし、管理者という支配者の持つ欠点に対しては、部下の眼には非常に敏感なものがあるのです。

私の上司は真の意味で、仕事ができる人なのか?

私よりも人格的に優れた人なのか?

私はこの人の部下でいることで成長するのか?

私よりも礼儀正しく、善悪をわきまえた人なのか?

私よりも責任感が強く、一生懸命な人なのか?等々、

優れた部下であればあるほど、多岐にわたって管理者を厳しい眼で見るのです。また、これらを兼ね揃えた管理者であるならば、自分を支配することも納得でき、不満も起きないのです。反対に、だめな社員はこのような眼で管理者を見ることは決してありません。このような社員には、管理者のあるべき姿が理解できていませんし、また見えてもいないのです。したがって、管理者に対するこの部分での不満は起きないし持たないのです。管理者に対して厳しい眼を持った優秀な社員が、管理者の問題点について明らかにすることは職場ではまず起こり得ません。部下のこれらの不満を勝手な言い分と片付けてしまうような管理者は、まず自分自身の姿が見えていないのです。こうして多くの企業では、優秀な社員が他社へ流出してしまうのです。

この流出してしまった優秀な若い社員を管理者は往々にして、

やれ我慢が足りない

やれ辛抱が足りない

と片付けているのです。

優秀な人材が流出してしまうロスをこうした管理者が考えることなど、到底ありません。そうしてまた、高いコストを掛けて採用と育成が繰り返されていくのです。」

どうでしょうか?皆様の会社や現場で起こってはいませんか?

ベテラン研修講師は口を揃えてこう言います。

「過去数十年、新入社員自体は何も変わってないですよ」

「ゆとり世代、さとり世代は根性が無い。すぐに諦めるという話も聞きますが、違います。はっきり言って先輩や上司の指導力の無さの言い訳です。」

かと言って、新入社員に迎合するだけでは、錯覚を与えて、やはり上手くいかない

真に新人が育つ魅力ある環境をどう作れば良いのか?

今回のセミナーでは、そのポイントをお伝えいたします。

2016.02.13

定着率最大 離職率最小

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離職率

よく言われる3年以内離職率753

中卒7割

高卒5割

大卒3割

本当にそうなのか?最新の統計を調べると、

中卒65%

高卒40%

短卒、専卒42%

大卒33%

やはり言われている数値に近いものがありました

そして我々、ファッション業界が含まれる小売、販売職は離職率の高い業界、職種のトップ5に入っています。せっかく労力とコスト、愛情を注いで採用、教育した社員が早期に離脱するのは会社にとっても、ひいては業界の発展のためにも大きな損失です

では、モデルになるような離職率の低い業界は何業界なのか?どうして離職率が低いのか?

全業界で見ると上位は大手メーカーや公共性の高いインフラ系企業がズラッと並びます。倍率数百倍という就職人気ランキング上位企業ばかりです。おそらく入社前と入社後の仕事のイメージにギャップが無いのと、個人にのし掛かるプレッシャーが比較的低い企業と考えられます。ファッション、アパレル業界とは単純比較が難しい業界、職種ですね

ファッション、アパレル業界が参考にすべき業界、職種で、離職率が低いのは、エアラインのキャビンアテンダントがあります。もちろん、今も変わらず、競争率が数十倍~100倍以上の人気職種であるので、苦労して勝ち抜いて入社した会社を簡単に離れる事は無いでしょう

とはいえ、3年離職率がほぼゼロというのは驚きです!なぜなんでしょうか?

高い競争率で選び抜かれた優れた資質を持つ新入社員が、入社後、現場配属前の厳しい研修によって更に磨きがかかり、ピカピカの状態になります。そして現場配属の日を迎えます

ピカピカの状態で配属された新人CAが目の当たりにするのは、研修で学んだ事を本当に実践していて、現在進行形で学び、自分を磨き続けている「自分よりもピカピカした先輩CA」です

もう、それは一瞬で憧れの先輩になるらしいですね!

新人にとって、身近で憧れの人と仕事が出来る事ほど、モチベーションが上がる事は無いんです。それだけモチベーションが上がれば、簡単に離職する事は無いですね

これが3年離職率ほぼゼロのメカニズムです

残念ながら、離職率の高い会社や現場はこれが出来ていない。下手をすると真逆の事が起こっている可能性があります。選りすぐりの新入社員に手厚い研修を施し、現場に配属する。そこに待ち構えているのは、研修で学んだ事を全く実践していない先輩達

「とにかく、どんな形でも良いから早く売上作って!」

新入社員に対しての叱咤激励なのでしょうが、聞いた本人達は幻滅するようです。幻滅すると、先輩が尊敬できない→モチベーションが上がらない→早期離職

耳の痛い話ではありませんか?

私たち、ファインズ東京も毎年、新卒社員を大量に定期採用し、早期離職防止のために採用の資質診断をヴァージョンアップさせたり、研修のカリキュラムを見直したり、シスター制度の導入やフォロー体制の強化、福利厚生の充実、等々と日夜研究を重ねています

それは、新卒や若手社員を採用している企業はどこも同じだと思います。しかし、いくら新入社員達に愛情を持って熱心に教育をしても、いや、力を入れれば入れるほど、配属先の先輩社員と意識のギャップが出る可能性があります

そこで、至った結論は、受け皿となる配属先、現場の先輩社員やマネージャーに新入社員の早期離脱防止研修を実施するという事です

今、新入社員の上に立つ社員は、結果を早く求められる時代に新人時代を過ごし、ある意味、放任で実力で生き残ってきた方達。自分の育てられ方を後輩や新人に対して踏襲するのは、至極当然の事なんですが、それが新人の離職に繋がっていては、人口減少時代に組織の成長は見込めない

今やるべき事は、新人配属先の先輩、上司、マネージャー向けの受け入れ準備研修です

ファインズ東京では、一般参加可能な公開セミナーとして新入社員離職防止セミナーを2月29日に開催致します

セミナーを受講された企業の定着率向上の一助となればとの思いです。ファッション業界のみならず、全ての業界に普遍的な内容になっていますので、ご参加お待ちしております

2015.02.27

深刻な人材不足に悩むファッション業界を説く!人材不足を解決するための3つのポイント

2014年の倒産件数の集計が出ました。
倒産件数は9731件(前年比10%減)と、24年ぶりに1万件を下回ったのと、上場企業の倒産が1件も無かった特異な1年となりました。
しかし、その中身を見ると「円安」関連倒産は282件と2倍に増え、「人手不足」関連倒産も前年比14%増の301件が発生しています。
この2つの要因は、正にファッション業界の直面している問題であり、特に後者は人材エージェントである我々も肌でひしひしと実感しています。

東日本大震災の復興需要もあって、2011年後半から人手不足という声はありましたが、アベノミクスによって急速に雇用が拡大しました。
そして2014年は雇用情勢の劇的な改善が見られ、12月には完全失業率3.4%、有効求人倍率1.15倍を記録し、これらもバブル期以来の高水準です。
バブル崩壊後の失われた20年に潜んでいた人口減少の問題が、経済が上向いた結果、一気に顕在化して、労働集約型産業であるファッション業界の「成長制約要因」になっています。
解決策としては、いかに既存社員を繋ぎとめるか、現場の生産性を上げるか、新規に業界に人を流入させるか、の大きく3つになりますが、いずれにしても待遇や賃金を改善していく必要があります。

まずは「既存社員の繋ぎとめ」ですが、単に賃金を上げるという事ではなく、強制的な社販を止めるだけで可処分所得は上がりますし、やはり離脱原因になっている土日の公休を取れないというのも、
ローテーションで徐々に増やしていけば、就業意欲も継続させられるのではないでしょうか。
よくいわれるキャリアアップが出来ない、キャリアビジョンが描けないという理由での退職は、それほど多くないように感じます。
パートナーや家族と一緒に過ごすプライベートの幸せを今の仕事を継続しながら実現できるかどうかが鍵だと思います。
まず仕事がある。次は仕事の中身。ここまではニーズを満たしています。
そして、その仕事の賃金が満足のできる生活水準を維持できるか、となります。
現状、ファッション業界から人材の流出が続くのは、賃金と勤務時間、休日がニーズを満たしていないからではないでしょうか?
結婚や出産を機に、他業界へ移る人も少なくありません。
残念な事に他業界から逆パターンでファッション業界入りする人は皆無です。
ファッション業界出身の主婦で環境が許せば現場復帰をしたいという声も聞くようになってきました。
そろそろ時短社員や土日公休の販売スタッフの雇用フレームを作る時期に来たと思います。

次に「現場の生産性を上げる」という事ですが、現状の人員で稼ぎ出す付加価値(粗利益)を増やす事になるので、欠員補充の必要性が無くなるかもしれませんし、既存社員の待遇を改善できます。
何より、稼げる仕事になれば、他業界から優秀な人材も呼び込めます。
「どうやって生産性を上げるか?」というのは、日本のサービス業、小売業全体の課題ですが、あらゆる「物事」を見直すのは、さほど重要でなく、ほぼ人材の問題(評価基準を含めた)と言い切って良いと思います。
既存社員に対しては、徹底的に教育を施し、潜在能力を引き出す。
新たに中途採用する人材は、思い切って待遇を上げて、他業界に従事している「生産性を引き上げてくれそうな」優秀な人材を採りに行くべきです。

3つ目の「新規で業界に人を流入させるには」ですが、生産性向上策で、待遇を上げて他業界から優秀な人材を採るという案を言いましたが、業界の将来の人材基盤の形成という意味で王道なのは、新卒採用の強化です。
既に専門学校卒や大学卒の新卒採用に取り組まれている企業は多いですが、会社の規模や待遇など気にせず、業界に純粋に憧れて入社してくる高校新卒も戦力としては引けをとりません。
情報流通量や処理量が爆発的に増加した昨今、知識レベルで高校新卒が業務に支障を来す事は少なく、社会性や実務経験の不足分を補って余りあるほどの素直さや伸び代といった魅力があります。

以上、3つのプランは我々、人材エージェントがお手伝い出来る領域にあります。
・主婦の労働力をファッション業界向けに人材派遣や人材紹介のサービスを通してアレンジし提案する事が可能です。
・他業界からの優秀な人材の誘導は、人材エージェントとしてコア業務になります。
高校新卒を我々の正社員として雇い入れ派遣する(正社員型派遣)サービスを展開しています。

ファインズ東京は、ファッション業界で活躍できる可能性のある方をあらゆるチャンネルから業界へ誘導しています。
人材採用でお悩みの企業はもちろん事、求職者の方にとっても望んでいた待遇でファッション業界へ入る(戻る)チャンスですので、一度、弊社に相談にお越しになられてはいかがでしょうか?
業界屈指の人材コンサルタントが的確にアドバイス致します。

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