最近、ワンイシューで戦う政治家や言論人が増えた
分かりやすい
伝わりやすい
拡散もしやすい
その強さは、確かにある
しかし社会がどんどん“単純な形”にされていく怖さもある
ワンイシューは時に正しい
ただ、それだけでは足りないことが多い
故上岡龍太郎さんが、たしかこんなことを言っていた記憶が
「屁理屈に一理あってもニ理はない」
ワンイシューを屁理屈とまでは言わないが、一理だけで走ると、誰かが置き去りになる
世の中は、基本的に矛盾だらけ
一つの正しさを押し通すほど別の正しさが潰れていく
だから、ニ理ぐらいないとあかん
二つの理屈を同時に持つ
反対の立場の事情もいったん飲み込む
それでどんな答えを出すか?
大も小も生かすのが本当のリーダー
だから難しいし、悩む
悩み続けるのがリーダーの仕事
そこを面倒に思って開き直った瞬間にリーダーではなくなる
分かりやすさだけで勝つ話には、乗りたくないし乗せられたくもない
今週もお疲れ様でした


