2025年公開作の中で、間違いなく個人的No.1
PTA監督の新作は、今回も期待を裏切らなかった
タイトルを直訳すれば「戦いは続く」
一つの闘いが終わっても、また次が来る
自分の代で完結しなくてもいい、という視点が根底に流れている
物語の背景には、現代アメリカの移民政策やICEを巡る緊張がある
かなりタイムリーで、空気の張りつめ方がリアルだった
ディカプリオが演じる父親は、完全に落ちぶれている
情けないし、頼りないが、それでも娘のためには体を張る
正統派の格好良さとは別の、しぶとさの格好良さ
ディカプリオの役の幅広さに感心する
デルトロは地下でレジスタンスを支える役
表に出ないが、現場を回している人物
こういう役を任せるなら、この人しかいないという安定感
頼もしさが滲む
そしてショーン・ペン
思想的には真逆に位置する役柄だと思うが、あえて引き受けている
怪演というより、存在そのものが緊張感
よくこの役をやったな、と 笑
PTAの作品は肌に合う
観終わったあとに残るのは、結論ではなく余韻
そして、戦いは続く


