物価高が続いている
体感として、はっきり上がっている
選挙が近づくと、賃金を上げる政策を掲げる政党が増える
それ自体は間違っていない
労働者も望んでいる
ただ、もう一つの現実もある
その労働者を雇っている中小企業は、体力的にも体質的にも、賃上げに耐えられなくなっている
賃上げが回り回って売上に反映されるには時間差がある
価格転嫁がすぐできる業種ばかりではない
人件費だけが先に上がる
その間、経営が耐えられるのか?
そこが一番の問題
単純な賃上げだけを押し込むと、雇う側が疲弊して、採用を抑えることになる
投資が止まる
サービスの質が落ちる
結局、働き手にも跳ね返ってくる
だから順番としては、法定福利費の負担軽減を先にやるべき
そうすれば企業の負担は軽くなるし、労働者の可処分所得も増える
賃上げの前に“余力”を作る
一方で、庶民の生活を守っているのは政治だけではない
ダイソー、サイゼ、業スーは偉いと思う
この物価高の中で、民間企業が庶民の生活防衛にここまで貢献している国は少ない
海外の人が見たら、
「日本は完成された共産主義国家だ」とジョーク混じりに言うらしい
それくらい“支えている感”があるということだ
国も社会福祉を頑張ってもらわないと
物価高の局面で必要なのは、気持ちのいい正論より、現場が時間差に耐えられる設計
そして、こういう企業努力が報われる環境だと思う
今週もお疲れ様でした


