2026.01.27

人情

吉川晃司が
「人情よりも上の概念なんてあるの?」
と言っていた

この言葉、軽く聞こえるのに重い

人それぞれ重要だと思う概念は違う
正義、公平、ルール、合理性、効率、成果、成長
確かにどれも大事

ただ、その“立派さ”が人を切り捨てる理由になる瞬間もある

「仕方ない」
「ルールだから」
「合理的に考えると」
そう言えば、だいたいの話は片付く

しかし、それで片付いたはずが、あとから胸にモヤモヤが残る
割り切れない引っかかり
言葉にできない違和感

それは、人情の欠如かもしれない

2025年は戦後80年、終戦80年だった
原爆被爆地の広島出身のアーティストや著名人が
メディアで重用された年でもあった

吉川晃司は広島出身
出身地だけですべては決まるわけではないが、
被爆地という背景がある場所で育ったことが
「人情」に重きを置いている影響を与えているのでは?

広島出身のアーティストを思い浮かべると、
吉田拓郎、矢沢永吉、浜田省吾、西城秀樹、奥田民生
錚々たる顔ぶれだ

自分が思う共通点は

反骨精神
そして人情

人の匂いが濃い

反骨は本来は攻撃性ではなく、自分の足で立つための姿勢
そして人情は、弱さや面倒くささも含めて、人を人として扱う態度

人情は、完璧ではない
遠回りもするし、面倒も増える、判断が遅くなることも
コスパが悪い、と言われればそれまで

それでも、人情がない正しさは長続きしない
人情がない合理性は、どこかで人を壊す

もしかしたら人情よりも上の概念もあるのかもしれない
しかし少なくとも、人情を下に置いていては枕を高くして寝れない

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