広島の若手選手が違法薬物使用で逮捕された
昨年は一軍の公式戦にも多く出場し、これからを期待されていた選手だけに非常に残念
採用活動で毎年、花巻東高等学校 の先生とお会いする
話題は自然と大谷翔平になる
「ああいう人物を輩出した学校として恥ずかしくないように」
野球部員だけでなく、生徒も教職員も、意識や品格が底上げされているとのこと
一人の突出した存在が、周囲の基準を引き上げる
名古屋でよく行くBARは、現役時代の藤川球児が贔屓にしていたお店
以前は阪神タイガースの選手が試合後に集まり、先輩後輩が入り混じって賑わっていた
ただ最近は様子が違って、たまにコーチが顔を出すくらい
理由の一つは大谷翔平の存在だという
選手がよりストイックな“アスリート”になり、夜に飲み歩かなくなった
加えて、先輩が若手を無理に誘うとパワハラと言われかねない時代になった
NPB出身の選手が メジャーリーグで活躍する例は増えているのは、そういった影響も大きいのだろう
ファンとしては素直に良い方向だと思う
一方で、昔ながらの「飲みニケーション」にも役割はあった気がする
オフの何気ない雑談の中で、変な方向に行きかけている後輩を、早めに諫めることができたかもしれない
規律が高まり、ハラスメントへの感度も上がった
それ自体は健全な流れだと思う
ただその分、自然発生的な横のつながりや、世代を超えた対話は生まれにくくなった
不祥事は個人の問題であると同時に、組織のコミュニケーションの問題でもある
強制でも放任でもなく、さりげなく声を掛け合える関係をどう作るか
強くなるほど、孤立しやすくもなる
今はそんな難しい時代だと思う


