2026.02.03

ベニチオ・デル・トロ

昨日触れた ジョシュ・ブローリン
自分が彼の大ファンになったきっかけの ボーダーラインシリーズで共演していたのが、
ベニチオ・デル・トロ

彼の出演作は、ほぼ観ている(アベンジャーズスター・ウォーズ は未見)
ハズレなし

ラテン系の“重たい役”をキャスティングするなら、彼抜きでは考えられない
セリフが多くなくても成立する
沈黙や目線だけで、その人物が背負ってきたものが見えてくる

直近の ワン・バトル・アナザー・アフター の役柄「センセイ」も良かった
影のある男の渋さと優しさが、詰まっている
同世代として、ああいう雰囲気を出せる男になりたい

チェ も、チェゲバラ役にハマりすぎていて、逆にストーリーが頭に入ってこない瞬間があるほど
もちろん十分に面白かったが、存在の説得力がそれを上回っていた

もう一つ惹かれるのは、弱者側に立った役柄が多いこと
社会や構造の底で生きる人間を、淡々と演じる
それを見ていると、本人の思想もきっとそちら側なのかな、と想像してしまう
引き受ける役柄、演技の選び方には、どうしても人柄が滲む

役柄を徹底的にリサーチし、体型を調整し、必要とあらば言語まで取得する
ロバート・デ・ニーロ ばりのカメレオン俳優
ただ派手に変身するのではなく、地味で、粘っこく、徹底している
仕事の仕方が渋い

俳優は「演じる」仕事だが、彼を見ていると結局どの仕事も同じだと思う
当たり前の水準を上げるのは、才能よりも、地味な準備と精度の積み上げ

そして実社会でも、人はそれぞれ自分の役割を「演じて」いる

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