昨日触れた ジョシュ・ブローリン
自分が彼の大ファンになったきっかけの ボーダーラインシリーズで共演していたのが、
ベニチオ・デル・トロ
彼の出演作は、ほぼ観ている(アベンジャーズ や スター・ウォーズ は未見)
ハズレなし
ラテン系の“重たい役”をキャスティングするなら、彼抜きでは考えられない
セリフが多くなくても成立する
沈黙や目線だけで、その人物が背負ってきたものが見えてくる
直近の ワン・バトル・アナザー・アフター の役柄「センセイ」も良かった
影のある男の渋さと優しさが、詰まっている
同世代として、ああいう雰囲気を出せる男になりたい
チェ も、チェゲバラ役にハマりすぎていて、逆にストーリーが頭に入ってこない瞬間があるほど
もちろん十分に面白かったが、存在の説得力がそれを上回っていた
もう一つ惹かれるのは、弱者側に立った役柄が多いこと
社会や構造の底で生きる人間を、淡々と演じる
それを見ていると、本人の思想もきっとそちら側なのかな、と想像してしまう
引き受ける役柄、演技の選び方には、どうしても人柄が滲む
役柄を徹底的にリサーチし、体型を調整し、必要とあらば言語まで取得する
ロバート・デ・ニーロ ばりのカメレオン俳優
ただ派手に変身するのではなく、地味で、粘っこく、徹底している
仕事の仕方が渋い
俳優は「演じる」仕事だが、彼を見ていると結局どの仕事も同じだと思う
当たり前の水準を上げるのは、才能よりも、地味な準備と精度の積み上げ
そして実社会でも、人はそれぞれ自分の役割を「演じて」いる


