映画には、忘れられない「泣く」がある
『ディア・ハンター』
幼馴染のニック(クリストファー・ウォーケン)を目の前で失ったマイケル(デ・ニーロ)が号泣する場面
あれは演技というより、崩壊だ
あの状況に立たされたら、人はあれくらい泣くだろう
取り繕う余地のない、無力の涙
『ミッション』
利己的で貪欲だったロドリゴ(デ・ニーロ)が、自らの罪と向き合い、崩れ落ちる
人の心が変わるときは、ああいう泣き方なのだろうと思う
誇らしさではなく、赦しと懺悔に近い涙
『ゴッドファーザー PART III』
全てを手に入れるために兄弟まで冷酷に排除してきたマイケル(アル・パチーノ)が、何よりも大切な最愛の娘を目の前で失う
声にならない叫び
あれは発狂に近い泣き方だ
親なら誰もが、自分ごとのように見入ってしまう
泣き方には種類がある
無力の涙
改心の涙
崩壊の涙
どれも、人間の鎧が剥がれた瞬間だ
そういえば、最近、泣いてない
明日で2月も終わる
ここからしばらく繁忙期が続く
正直、泣きそうなくらい忙しくなる
繁忙期が明けたら、社員と共に嬉し泣きしたい
泣くにも、いろいろあるが、
前を向いた涙で節目を終えたい
今週もお疲れ様でした


