先日発売された
『大河の一滴 最終章 』で、
五木寛之氏が癌治療を受けていたことを公表した
歴史的ベストセラーとなった『大河の一滴』では
「流れに身を任せて生きる」と語っていた
しかし最終章では、
「流れに逆らって生きる」と書いている
90歳を超えてなお、立場を更新する
まだ読み終えていないが、
その心境の変化を追うのが楽しみだ
五木寛之氏の本を初めて手にとったのは、
実は亜無亜危異 の仲野茂の影響だった
漫画しか読まなかったシゲルが、
初めて夢中になった本がデラシネの旗
そこから生まれた曲が「デラシネ」
根無し草
どこにも属さない者
スピード感のあるシンプルなロックの奥に、
文学があった
「四月の海賊たち」も
そのままタイトルに引用し
THE ROCK BAND名義で曲を出した
文学は、パンクへと変換された
そして五木寛之氏は、
稲盛和夫氏とも交流が深かった
ベストセラー作家
名経営者
パンクロッカー
一見、交わらなさそうな世界が、
どこかで繋がっている
何が共通しているのか?
おそらく常に人間の本質を考えていること
言っていることと、生き方が一致していること
自分も間接的、直接的に影響を受けてきた
惹かれるのは、
自分にないものを持っているからか
いや、きっと違う
自分の中にもある芽を、
彼らは先に咲かせている
だから共鳴する
デラシネ
どこにも完全には属さない
しかし逃げない
流れに身を任せることもあれば、
逆らうこともある


