今日は新入社員の入社式だった
新卒14期生
ファインズ東京を設立した2007年に生まれた社員たちが、この春、社会に出る
あらためて考えると、なかなか感慨深い
こちらは長く働いてきたぶん、時代の不安定さや、先の見えにくさをどうしても意識してしまう
混迷の時代だとか、厳しい時代だとか、ついそんな言葉で今を語りたくなる
でも、当の本人たちは違う
希望に満ちている
これから始まる社会人生活に、まっすぐな気持ちで向かっている
その姿を見ていると、未来は状況が決めるものではなく、最後は人の気持ちが切り開いていくものなのかもしれないと思わされる
希望を持っている人間の前には、本当に明るい未来が開けてくる
今日はそんな感覚を、こちらが逆に教えられた気がした
新しい世代との出会い
毎年迎えているはずなのに、やはりいいものである

そして夜になって、訃報が届いた
一年前から闘病していた愛猫が、虹の橋を渡った
飼い主の代わりに、体の悪いところや、しんどいことを背負ってくれる
猫にまつわるそんな話を聞いたことがある
本当かどうかはわからない
でも、この一年を思い返すと、あながち迷信とも言い切れない気がする
一年前、自分もどん底にしんどかった
そしてその頃から、あの子は急に弱っていった
まるで自分の代わりに消耗してくれているような、そんな感覚がどこかにあった
ここ数日も、家で仕事をしていると、ヨタヨタと歩いてそばに来た
膝の上にも乗ってきた
繁忙期で疲れているのを、あの子なりに感じ取っていたのかもしれない
あの子自身がもうまもなく召されることを、きっとわかっていたはずなのに、
それでも最後まで飼い主に寄り添おうとする
あれは別れを言いに来ていたのかもしれない
猫は偉い、尊い
ありがとう
また会おう


