2008.07.17

盛和塾第16回全国大会②

大会2日目

今日も4名の塾生の方から経営体験発表がありました

京つけもの西利 平井社長

株式会社ハートランド 加藤社長

株式会社大窪鐵工所 大窪社長

株式会社ビケンテクノ 梶山副社長

お話を聞いていて思うのが、塾生企業というのは、稲盛哲学をベースに誰にも負けない努力をされて、不況下でも成長できる完成度の高い会社をお創りになっているなという事です

中でも、「創業の動機は善では無かった」と過去を正直に語られるハートランドの加藤社長と上場企業でありながら、みじんの奢りも無く、真摯に学び続けられているビケンテクノの梶山副社長のお話に感銘を受けました

そして稲盛経営者賞表彰式です

製造業、非製造業を更に売上規模に分けての選考で、23社が受賞されていました

ファッション業界からは吉田カバンの吉田社長が非製造業1位で受賞されていました!おめでとうございます

続いて経営体験発表の表彰式です

最優秀賞には我らが盛和塾東京の築地すし好・成田社長が受賞されました!おめでとうございます 成田社長が少年に戻られたような純粋な表情をされていているのを見て、思わず感涙してしまいました

最後に大会の締めくくり、稲盛塾長による講話です

昨今の非常に厳しい経済状況を乗り越え、素晴らしい経営をし、人生を送るためには、「6つの精進」が大切だと説かれました

①誰にも負けない努力をする

②謙虚にして驕らず

③反省ある毎日を送る

④生きていることに感謝する

⑤善行、利他行を積む

⑥感性的な悩みをしない

特に不況時には①が一番大事、一生懸命働く事が、経営戦略・戦術よりも大事であるという事に気付かされました

人一倍働くことが最低条件であり、その為には今の仕事を好きになる、惚れ込む「惚れて通えば千里も一里」どんな苦労も苦労と思わない状態になるという事なんですね

結論としては、一生懸命働く以外に成功はありえないんです

当り前なんですが、普遍的で最も重要な経営の基本に再会した2日間でした

 

 

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