一等地
業種や人によって定義は違う
狭すぎる
人通りは多いが落ち着かない
目立ちすぎる
そんな理由で、この場所を一等地ではないと言う人もいるかもしれない
それでも、恵比寿駅西口を出てすぐのこの角地は、間違いなく一等地と言って良いと思う
2023年の年末にたい焼き屋が閉店して以来、ずっと空きテナントになっていた
当時気になって家賃を調べてみた
9.5坪で月額180万円
坪単価にすると約19万円
思わず「何をやれば成り立つのだろう」と考えた
飲食業の理想的な経費配分で考えると、家賃は売上の10%以下が目安と言われる
単純計算なら月商1800万円
1日60万円
たい焼き1匹200円なら3000匹
もちろん実際はそんな単純な話ではないが、それでも「よくたい焼き屋を続けていたな」と感心した記憶がある
その時、Facebookで
「貴方なら何をしますか?」
と投稿した
調剤薬局、キャビア専門店、行列のできるラーメン屋やドーナツ店など、様々な意見をいただいた
私自身は、以前渋谷で見た少し変わった店を思い出していた
モデル事務所が経営するバル
所属モデルたちがスタッフとして働き、オーディションが入ればそちらを優先して店を抜ける
夢を追う若者たちに働く場所を提供する
商売として成立するかは別として、そういう店なら少し覗いてみたい気がした
ただ現実は厳しい
9.5坪で家賃180万円
そんなビジネスモデルでは家賃は払えない
それから2年7ヶ月
ようやく新しいテナントが決まった
立ち喰い寿司である
なるほどと思った
高単価で回転率も高い
限られた面積で売上を最大化しなければならない立地には理にかなっている
やはり最後は寿司だったか
街を歩いていて空き店舗があると色々と考えてしまう
そして、一等地ほど商売は難しい
今週もお疲れ様でした。
良い週末を!

