2026.07.13

LOVE TRAIN

映画『オデッセイ
原題は『The Martian』

火星での有人探査中、事故によってマット・デイモン演じる主人公マーク・ワトニーが取り残される
死亡したと判断され、仲間たちは地球へ帰還する
しかし彼は生きていた

絶望的な環境の中、持てる知識と技術のすべてを使い、火星で生き延びようとする
やがてNASAが彼の生存を確認する
そこから国を超えた救出劇が始まる

アメリカだけではない
政治的な立場を超え、多くの人たちが知恵を出し合い、一人の人間を救おうとする

「やればできるやん」

映画とわかっていても、そう思ってしまう

人類に危機が訪れる映画では、国家や民族の垣根を越えて人類が団結することが多い

現実は、トランプ、プーチン、ネタニヤフ、イスラム過激派、人種差別主義者、等々
世界は相変わらず分断されている

高校時代の同級生が大学の試験で

「東西冷戦を終わらせるには宇宙人が攻めてくればいい」

と答案に書いて単位をもらったらしい笑

冗談のようだが、本質を突いている

人類が一つになるには、宇宙人のような外敵が必要なのかもしれない

映画『オデッセイ』のエンディングで流れるのはThe O’Jaysの『Love Train

この曲が良いのは、世界平和を抽象的に歌っているわけではないことだ

ロシア、中国、アフリカ諸国、エジプト、イスラエル
対立や紛争を抱えた国や地域の名前を次々と挙げながら
「さあ、Love Trainに乗ろう!」と呼びかける
しかもその列車には、お金もいらない、チケットもいらない
必要なのは「人類愛」と乗る意思だけだ

1972年の曲なのに、2026年の今の方が実現するのが難しくなっている

それでも『オデッセイ』のラストでこの曲が流れた時に希望が見えた

宇宙人を待たなくても、人類は同じ列車に乗れるはずだ

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