映画『Michael』の中で、マイケルがプリンスをライバル視するようなセリフがあった
実際、当時の2人は常に比較されていた
マイケルが王道のアイドルなら、プリンスはオルタナティブ
自分はプリンス派になった
今から42年前の高校2年生の夏休み、毎日のように聴いていたのがプリンスのアルバム『Purple Rain』だった
『When Doves Cry』のミュージックビデオをMTVで観て、プリンスにハマった
高校生になってから完全に洋楽に目覚め、ローリング・ストーンズをよく聴いていた
ミック・ジャガーが音楽雑誌で、「プリンスというすごいやつがいる」と語っていた
実際、プリンスはローリング・ストーンズのライブでオープニングアクトも務めている
ミネアポリス・サウンドと呼ばれた、R&B、ファンク、ロックを混ぜ合わせた音楽
妖しく、変態的なパフォーマンス
好奇心旺盛な16歳が夢中になるのに、時間はかからなかった
映画『Purple Rain』も、音楽映画であると同時に傑作青春映画だと思う
ほとんどのセリフを覚えているほど、何度も観た
アルバムの楽曲は全曲フィーチャーされている
本当に捨て曲のない神アルバムである
特に『I Would Die 4 U』から『Baby I’m a Star』へ続くメドレーは、ぜひ映画のライブシーンやライブ映像で楽しんでほしい
ラストの『Purple Rain』
映画のシーンも感動的だが、ライブ映像で16分を超える長尺の演奏がある
できれば、そちらも観てほしい
紫は、黒と赤を混ぜるとできる色
暗闇に包まれた夜が終わり、太陽が昇り始める
黒い空に赤い光が混ざり、一瞬、空が紫に染まる
『Purple Rain』は、そんな闇から夜明けへ向かう時間を表現しているとも言われている
だからこの曲を聴くと、いつも心を動かされる
特に人生の暗闇にいる時に

