昨日は、広島の原爆の日だった
1945年8月6日
広島に一発の原子爆弾が投下された
科学の進歩が、一瞬にして大量の命を奪った
20世紀に人類が起こした最悪の惨劇の一つだと思う
アウシュビッツでは、人間が人間を収容し、選別し、殺していった
その残虐性は、今も人類の罪として繰り返し語られている
一方、原爆は上空から一発の爆弾を落とした
その瞬間、地上にいた一人ひとりの顔は見えない
爆弾という手段を使うことで、人を殺したという罪の意識が薄れてしまうのだろうか
原爆によって亡くなったのは、「10数万人」という数字ではない
そこには一人ひとりの生活があり、家族があり、その日の予定があり、その先の人生があった
それが一瞬で奪われた
そして、原爆について考える時、もう一つ思うことがある
現在の広島である
あれほど徹底的に破壊された街が、今では普通に人が暮らし、働き、笑い、世界中から人が訪れる都市になっている
広島の復興を見ると、どれほどのどん底に落ちても、人間はもう一度立ち上がることができるのだと勇気づけられる
日本には非核三原則がある
「持たず、作らず、持ち込ませず」
これは世界に誇っていい原則である
核兵器を持つことが戦争の抑止力になるという考え方もある
しかし、核兵器は使われた瞬間に、その理屈そのものが崩れる
一国が使えば、相手も使う
さらに別の国が使うかもしれない
その先にあるのは勝利ではなく、無限地獄である
人類は、使えばどうなるかわかっている兵器を大量に持ちながら、使わないことで平和を維持しようとしている
ずいぶん危うい話だ
日本は世界で唯一、戦争で原爆を落とされた国である
だからこそ、どれだけ時代が変わっても
どれだけ世界情勢が不安定になっても
非核三原則だけは守ってほしい
そして明後日、8月9日は長崎の原爆の日である
広島から、わずか3日後
人類は、もう一度同じことをした
広島も長崎も
世界のどの地域でも
二度と繰り返してはいけない
今週もお疲れ様でした。
良い週末を!

